PMS(月経前症候群)で処方される漢方とアルコールとの飲み合わせ
PMS(月経前症候群)で処方される漢方はコップ1杯の水、もしくは白湯で飲むことが原則です!!
しかし食前もしくは食間に飲み忘れてしまった、、気づいた時にはお酒を飲んでしまっている、、なんて時にはどうすればいいのでしょうか?
薬とアルコールを一緒に飲むとどうなるの?
PMS(月経前症候群)で処方される漢方薬に限らずお薬をお酒で飲むのはよくありません。それはなぜでしょうか?
お薬もアルコールも体にとっては異物になります。
このような有害な物質を分解し、体に影響をさせないように働く臓器があります。
その臓器というのが肝臓です。
しかし同時に薬とアルコールを分解するというのは肝臓にもかなりの負担。
そのため分解するのに時間がかかり薬の作用が強くでたり、副作用が強く出て
最悪の場合は命の危険にさらされることもあるんです!!
薬とアルコールを一緒に飲んだ時に出る症状
薬とアルコールを一緒に服用すると、その薬の作用が強く出ることが多くなります。
そのため睡眠薬、精神安定剤などでは眠気、意識障害、ろれつが回らない、前向性健忘(服用してから寝る前や睡眠中に目覚めた時の記憶がない)などの症状があらわれます。
私の知り合いはいつも夜中に意味不明なメールが送られてきくるので、次の日に何なのか確認するとメールを打ったことも全く覚えていないという具合でした・・・
そのほかの風邪薬などでも呼吸困難、低血圧、意識障害の症状が現れ、昏睡状態となり最悪の場合は命に関わることになってしまいます。
それは精神安定剤や睡眠薬、風邪薬などの西洋薬の話で漢方薬は安心などと思わないでください><
漢方薬でも効き目を強くしたり副作用を強く発生したりする可能性があります。
その場合は吐き気、頭痛、めまい、じんましん等々色々な症状が発生する可能性があるのです!
PMS(月経前症候群)の漢方薬を飲み忘れてお酒を飲んでしまった時は?
その場合は飲酒中にすぐにお薬を飲むのではなくお酒が抜けるのを待ちましょう。
ビール350mlと500mlのアルコールが体内から抜ける時間は以下の通りです。
このくらい時間を空けてからお薬を服用しましょう。
体重 | ビール1缶 (350ml) |
ビール1缶 (500ml) |
40kg | 3時間30分 | 5時間 |
50kg | 2時間48分 | 4時間 |
60kg | 2時間20分 | 3時間20分 |
70kg | 2時間 | 2時間51分 |
80kg | 1時間45分 | 2時間30分 |
90kg | 1時間33分 | 2時間13分 |
しかし、こんな量じゃない、、泥酔するほどビールも焼酎も大量に飲んだ!なんて場合
その日はお薬はお休みしてきちんと酔いが覚めてからお薬を飲むようにしましょう。
危険を冒してまでPMS(月経前症候群)の漢方薬を飲んでもよくありません。
お酒も適量であればストレス発散になるのでPMS(月経前症候群)のイライラや憂鬱にも効果的です。
しかしご自身の体を一番に大事にして、間違ってもお酒と一緒に漢方薬を飲むなんてことはやめましょう♪゜・*:.。. .。.:*・♪