PMS(月経前症候群)の冷え性、むくみ、不眠を漢方で改善しよう!

生理前の冷え性、むくみ、不眠などはPMS(月経前症候群)の症状です。そのほかうつやイライラなど漢方でスッキリ改善してみませんか?

PMS(月経前症候群)の漢方の飲み方

病院で処方された漢方や、薬局で購入した漢方の
効果的な飲み方はあるのでしょうか?

まず病院で処方された方はしっかりと、医師や薬剤師の指示通りに服用することが大切です。
また薬局で購入した方は、添付されている説明書に記載されている方法で服用します。

f:id:manekiinu34:20160926162912p:plain

漢方薬を飲む時間帯

食前もしくは食間が基本的です。
食前・・・食事をする30分前(食事をする直前ではない)
食間・・・食後2~3時間(食事中ではない)

なぜ食前もしくは食間なのでしょうか?
その理由は2つあります。
その理由のひとつは空腹時の方が漢方の有効成分を吸収しやすいということです。
もうひとつの理由としては漢方の副作用を抑えるためです。
漢方薬には抗がん剤などにも使用される毒性の強い成分であるアルカロイドを含むものが多く、
この毒性をたくさん吸収してしまうと、下痢や嘔吐などの副作用を発症してしまうことがあります。
しかし、空腹中の胃は酸性になっているためアルカロイドの毒性の吸収を抑えることができます。

しかし、お仕事をされている方や育児などで忙しい方は、お薬の飲み忘れはかなり多いのではないでしょうか?
そんな時には食後に飲んでも大丈夫♪
でも2回分を1度に飲んだり、1日分を一度に飲んだりは絶対にダメです!
朝晩に服用するものは6時間以上、朝昼晩のものは4時間以上の間隔を空けるようにしてください。

漢方薬を飲むのは水以外だめ?

お薬は必ず200cc位の水または白湯で服用してください。
全てのお薬はこの200cc程度の水か白湯で飲むことを前提に作られていて
水で薄まることにより胃の粘膜を保護したり、緩やかに有効成分を体内に吸収するようになります。
それ以外の飲み物、ジュースや牛乳、お茶、アルコールは漢方の吸収や作用をを弱めたり逆に強くしすぎる場合もあります。
特にお酒とお薬を一緒に飲むことは厳禁です!!!
お酒を飲んでいる途中に漢方の飲み忘れに気づいたときなど
その場で一緒に漢方を飲むのはやめてください。
アルコールは薬の作用を強くしてしまうので、副作用が強く出てしまうことがあります。
そのような危険を冒すくらいならば、1回位お休みしてまた次の日からきちんと
服用すれば問題ありません。

f:id:manekiinu34:20160926161644j:plain

自己判断はダメ!

自己判断で薬の量を増やしたり、違う薬を追加するのもやめましょう。
漢方を服用中に風邪や花粉症など別のお薬が必要になったら病院へ行き
現在服用中の薬を伝え飲み方の指示を仰いでください。

また漢方薬には即効性はなく継続して服用することにより効果があらわれます。
効果を感じられなかったからとか面倒くさくなったなどで服用をやめてしまうというのもよくありません。
信頼のできる医師や薬剤師を見つけて不安や心配事はその都度相談できるような環境を整えることも大切です。